ナスダック100先物、200日出来高加重移動平均線に到達

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今週の振り返り

今週は高値・安値ともに切り上げの上昇でした。アンカーVWAP(濃い水色)を4月29日(火)に上抜けした後、4月30日(水)は一時的に下げたがリバウンドしてアンカーVWAPの上に上昇したところから5月2日(金)まで上昇し、あっという間に200日出来高加重移動平均線まで上昇しました。S&P500より好調な登り方をしています。

先週末時点の上昇シナリオでは「アンカーVWAPを超え19,700を上に抜けていく場合には、次は75日・200日出来高加重移動平均線の前後が次の上昇目安となる。重なる黄色のボックスゾーンは利益確定売りが出やすいと想定する。ボックスゾーンの上限は4月7日から4月10日の上昇幅と同水準のラインとなり、やはり一定の上昇達成具合となります」と書きました。

書いた通りの水準まで上がってきました。高値では黄色のボックスゾーンに差し掛かっていましたね。3月26日の高値に接近しており意識されやすいポイントかもしれません。短期的には上昇の上限まで上がっておりこれ以上の大幅な上昇は難しいタイミングです。

好材料が出て上昇するにしても大きく伸ばすよりは上下繰り返しながらペース調整となる見込みです。

一方で短期的な上昇水準には達したと見込み、修正の反落が短期的には起きうると推察します。VWAPを下抜けて下落すると反落が続きやすくなるでしょう。とは言っても、4月上旬の大幅な下落ではなく短期的な修正下落の想定です。

米中関税交渉やトランプの発言でインパクトのあるネガティブ材料が出ない限りは下落があってもごく短期的な修正調整に過ぎません。

次週のシナリオ
①上昇する場合

アンカーVWAPを超え19,700を上に抜けていく場合には、次は75日・200日出来高加重移動平均線の前後が次の上昇目安となる。重なる黄色のボックスゾーンは利益確定売りが出やすいと想定する。ボックスゾーンの上限は4月7日から4月10日の上昇幅と同水準のラインとなり、やはり一定の上昇達成具合となります。

②下落する場合

VWAP(薄黄色)を下抜ける場合は、フィボナッチ38.2% 19,187前後が修正の短期目安です。

フィボナッチ38.2%を下抜けて下落を続ける場合は、次は21日出来高加重移動平均線で止まるか確認ラインとなります。

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