金/米ドル
教育

移動平均線④ 移動平均線と、水平線と、トレンドライン

792
移動平均線って、一番有名な、インジケーターだと、思います。

また、水平線と、トレンドラインも、知らないトレーダーが、
いないと思えるくらい、有名ですよね。

チャートは、1時間足ですが、水色で、4時間足レベルのトレンドライン、
水平線を引いています。

今回は、移動平均線と、水平線、トレンドライン、ローソク足の、
関係について、お話します。

例えば、現在、価格は、トレンドラインと、それを平行移動した、
チャネルの中を、ゆるやかに、下降しています。

長期的には、上昇トレンドであるゴールドですが、
再び、上昇トレンドに戻るには、少なくても、
水色のトレンドラインを、上抜ける必要があります。

また、水平線を2本引いています。
いわゆる、戻り高値です。

基準が違うので、2本引いていますが、
水平線を、ブレイクすることで、目線を変えるトレーダーが、多いです。

実際は、それまでのトレンドが一旦、崩れただけなので、必ずしも、
トレンド転換が起こるわけではないので、ご注意ください。

戻り高値や、押し安値に引いた水平線と、トレンドラインでは、
原則、トレンドラインが、先にブレイクされます。

では、移動平均線と、トレンドラインでは、
どちらが先に、ブレイクされるのでしょうか?

答えは、ケースバイケースです。

例えば、このチャートのような、
ゆるやかなトレンド、調整局面では、
トレンドラインの内側で、移動平均線が、
推移することが、多く、
強いトレンドでは、
トレンドラインの外側で、移動平均線が、
推移することが、多いです。

もし、移動平均線、もしくは、トレンドラインの、
どちらかしか、見ていなければ、
例えば、黄色の〇の部分で、ローソク足が、
「200SMAを上抜いたから、ロング」なんて、
トレードをしてしまうかも、しれません。

私は、一時期、移動平均線を、入れずに、
トレードをしましたが、移動平均線って、
サポートや、レジスタンスになったり、
原則、トレンド転換の前に、20SMAの、
ブレイクがあるなどの、チャート分析の、
基準になったりで、便利なので、
また、使っています。

ところで、「MAのクロスは、使えない」は、
本当なのでしょうか?

例えは、2本の白色の垂直線での、20SMAと、80SMAの、
クロスでは、SMAと、ローソク足が、離れています。

このような場面では、「ゴールデンクロスで買い、
デッドクロスで売り」なんてすると、
負けやすいです。

反対に、白色の〇部分では、クロスしたSMAと、
ローソク足が、近いです。
こういうところでは、勝ちやすいです。

どんな手法でも、得意な場面、苦手な場面があります。

また、相場に絶対はありませんが、原則はあります。

値動きの原則を知ることが、トレーダーの成長の、
要件の一つだと、考えています。













免責事項

これらの情報および投稿は、TradingViewが提供または保証する金融、投資、取引、またはその他の種類のアドバイスや推奨を意図したものではなく、またそのようなものでもありません。詳しくは利用規約をご覧ください。
OSZAR »