AUDUSDのトレードアイデア
AUD/USD 2025年4月 第二週AUD/USD 4時間足に週足MA(青)と日足MA(グレー)を表示。
●米国の相互関税の影響で4月第一週はパニック相場に陥ってますね。株式市場は大荒れで為替も乱高下で、特にオセアニアペアは発動直後は買われましたが、その後金曜日には350pipsほどの一直線の下落が起きてます。このオージーペアが主要ドルストレートペアの中で一番大きく下落したのではないでしょうか? 中国の報復関税のヘッドラインもあり、第二週は大荒れ相場が引き続き継続しそうですが、トランプの発言などでの突発的な動きも警戒する週になりますね。
●関税発動時からの金曜日クローズまでの動きを波形で追っていくと、(iv)波のトライアングル修正のd波からe波と形を作って、金曜日は(v)波として下落、これで10/1からの一連の下落がインパルスの5波構成として完了したような動きとなってます。
インパルスのガイドライン的にも、(ii)波の修正波にフラット波、今回の(iv)波にはオルタネーションとしてトライアングル波(4波は2波と比較すると複雑化、長期化することが多い)、きっちりトライアングルの上下のラインへ収まった形で綺麗な波形を形成しています。
もちろん、波形が見えてもこの乱高下で手は出ませんでしたが。
●相場もクローズしてこの先の動きを考えるためのアイデアは今回の動きでこのペアに関しては見やすくなったので、現時点で上下方向へそれぞれ見ていきます。
*(上方向)
通常時の考え方で行けば、インパルス波の第一波が完成すると、それなりのサイズの修正波が反対方向へつけに行き、半値や61.8%の戻しはよくありますので、よくやるトレードとしてその下の38.2%の戻しを取りに行きます。ちょうど長期足のSRが0.63457に走っていて、週足MA(過去によく反応している)もあるのでこの間のトレードを買い目線で狙いたいところです。私のチャートですと長期足水平線3本のゾーン間のトレードとなります。
*(下方向)
第二週の足が明確に0.6の長期足 SRを抜けて確定の場合は、このインパルスの(v)波が延長型の波形として下方向へショートについていく戦略となります。このパターンでは第二週以降も大きく株価がクラッシュしていくのではないでしょうか。
●月足チャートで流れを追っていくと、週末に一旦止まったライン、0.60はコロナクラッシュでも月足終値では抜けなかった強い価格帯ですので、このラインを重要視してます。4月の足がこのラインを抜けていくのか反発して耐えるのか今後の大きな節目となる価格帯と見てます。
どちらにしても現在の相場環境は難易度が最高潮に高い状態なので無理なトレードは控えていかないと大火傷になりかねませんね。
【週間展望】AUDUSD 2025-01-01週足サポートが0.6170までもう少しの0.6190でクローズこのサポートを抜けるかが年初のポイントとなっている
トレンドは完全に下なので基本路線は下方ブレイク短期のサポートラインである0.6200をブレイクしたのでもう一段の下げを期待できる形状だが、直下にある週足サポート0.6170をブレイクできなければ、反転上昇の可能性が強い形になる
反転を確認するには0.6270を上に抜け、日足の下降トレンドラインを右に抜けるかどうか抜けた場合、レジサポ転換を確認してのロング狙い
逆に抜けないようなら下落トレンド継続の確度が高いため、0.6270までの戻り後に反落すれば売りを検討したい
AUD/USD 2024年12月 第二週●AUD/USD 4時間足チャート
10/1~からの下落がもう間も無く完了に見えます。
この期間のダウントレンドを3波構成のⓦ-ⓧ-ⓨ(ダブルジグザグ)としてみています。
なぜそうみているか。この部分の波形は一つ上の大きな視点から見ると、収縮型トライアングルのD波の構成波と考えていますので、トライアングル波の構成波はそれぞれ、3波構成となるためです。(日足の全体の波はノートに貼ります)
4時間足でも確認できる、ダブルジグザグ波は、ⓨ-(c)-v波目として金曜日の雇用統計後に下落していますが、波の完了とトライアングルD波としての下落位置がちょうど良い場所へ到達してきていると思います。
収縮型トライアングル波ですので、トライアングルB終点、0.62701を超えない動きで下落が止まれば反転上昇が見込まれるのでロングをそろそろ検討する価格帯と見てます。
もし、トライアングルB終点ラインを少しでも割り込めば、トライアングル波として破綻しますので別の波形を考えますのでロング戦略としては一旦見送りとなります。
DXYや他のメジャードルストレートペアを見るとどれも反転中や来週以降反転開始するような動きに見えます。特に同じオセアニア通貨ペアのニュージランドドル・ベイドルを見ると、一足先に底値をつけて若干ですがオジドルより展開が早いようにもみてます。
ただ、ボトム圏だとすると時期的に年末が近づき商い減少傾向なのと、反転にも少し時間がかかるので、本格的なロングの狙い場は来年以降になる可能性もあるので、良いポジションでロングを入れたら気長にホールドになることも考慮してます。
●日足チャート