ナスダック100先物、反発上昇できるか?今週の振り返り
今週も高値・安値切り下げで下落3週目となりました。3月3日(月)にVWAPを上回り、反転するかと思いましたが、あえなく再び売り圧力が高まり強い下落となり週末まで下げましたね。
S&P500と同様、ボリンジャーバンド(特殊設定・チャート外)を見ると安値は毎日-2σかそれ以上下まで下げています。標準偏差でみても下限ラインを超える下落となり、それだけ強い下落が3週続いたと見て取れます。
3月5日(水)の反発から3月6日(木)に戻り売りが起きローソク足の実体で200日出来高加重移動平均線を下抜けてしまい、弱気な動きを示しました。出来高が多い価格帯である黄色のボックスゾーンも下抜けていて、サポートになりませんでした。
3月7日(金)の雇用統計後の売りで下げを極めましたが、パウエルの講演後に反転しこの日はわずかに上昇のローソク足を形成しました。一時的には平行チャネルの下限ラインを割ったのがテクニカル的には買いタイミングになったとおもいます。長い下ヒゲで安値では買いが入り反発の兆しを示しています。
2024年8月の急落のときは200日出来高加重移動平均線を数日下回ることがありましたが、その後反発して上昇を続けました。今回も同じように動くかは定かではありませんが、現状は関税政策やトランプの政策が不透明感が強く、市場は強気に戻れていません。上記の通り標準偏差での下限まで到達するほど下げたので、短期的には反発上昇の可能性はあります。
上昇を続けるにはポジティブな材料が出てきてほしいところです。現状の環境下のままでは上がっても売りとなる可能性もあり、ギクシャクした相場が続きやすいのではとおもいます。力強い上昇を続けてフィボナッチ50%以上に戻せるなら、期待しやすい環境に変わっていけるのでしょう。
今月は四半期のメジャーSQがあり、メジャーSQ近くの日は荒れやすくなるので、今は警戒をとけない状況でしょう。次週、一定下げはしたので反発継続を試す機運はチャート上はあるが、短期的には再下落の可能性に注意しながらトレードしていくことになりそうですね。
次週のシナリオ
①上昇する場合
上昇継続できるなら、まずは200日出来高加重移動平均線を上回り、フィボナッチ38.2%超えが足元のターゲット。フィボナッチ38.2%付近でまた戻り売りが起きやすい可能性もあるので確認ポイント。
もう少し先を目指せるならフィボナッチ50%が次のターゲットか。
②下落する場合
もう一度3月7日(金)の安値付近で値止まりするかを試す場面がありそうです。止まれないと19,400~19,500付近が次の狙い目かな。
NDXのトレードアイデア
ナスダックは最大19000割れ。FOMCで戻れると良いけどナスダックは最大18800まで下落可能。18300さえ割れなければ上昇可能というチャートです。
いったん持ち直すとすればFOMCで今後の見通しが変わった場合かと。
なぜか米国金利と同じ方向に上下しているのが最近の傾向のため判断は難しいですが。
この下落は一気に来ているので、
戻り売りポイントを作って再度下落するのか
一気に目標達成して巻き戻すつもりなのか
ちなみにNYダウは下落というより持ち合いを演じています。
引いてあるのはエクスパンションのライン。
20520ポイントを回復すれば今月は戻ったという事になります(赤)。
今は押し目のポイントの一つ、19976のエクスパンションの0.618(青)。
現在のタイミングはまだ押すかも知れないし、いったん戻る可能性もあり、難易度は高め。
今後のチャートは高値圏で逆三角持ち合いになるのではないかと見ています。
【US100】下落局面(一旦)終わりか?
テクニカル的な話になるが、20500以下で買い圧力があるように見受けられる。
過去3日はそれ以上を下がると長めの下髭つける程度には反発している。
TSIやRSIも底を張り付いている状態で、VIXも20を超えput and call ratioもかなり上昇して
マーケットは軽く恐怖状態になっている。
20200を下回らずに反発が見られれば・・・というところ。
ファンダは今週は雇用統計の発表はあるものの大きく予想から変動するかは微妙なところで
FRB関係者も雇用は安定しており雇用の(多少の)変動によって金利引き下げ計画に影響しないようなことを言っているため
予想から大きな乖離がなければ下方向に影響することはなさそう。
また、トランプ関税は発動済でその影響が分かるのは数か月後というところなので織り込み済。
金利引き下げ回数についても期待できないというところは織り込み済。
上記のように材料出つくし感があり、最高値から10%近く下落していることもあり、
(何もなければ)一旦小休止が挟まれるのではないかと予想。
ただし、CPIナウなどを見ても前月と変わらず物価の下落は停滞しているためやはり金利の引き下げは望めず、
トランプ関税の影響が早く顕在化する等の悪材料が今後出る可能性も大いにあるため予断は許さない状況という認識。
反発したとしても21000前後まででその後好材料がなければレンジまたは直近底値チャレンジ という動きになってしまうかもしれない。
ナスダック100先物、トライアングル下抜けの下落今週の振り返り
今週は高値・安値切り下げの2週連続の下落でした。先週末時点の下落シナリオでは「フィボナッチ61.8%が次の値止まりテストラインと見てたが、フィボナッチ61.8%を下抜ける場合は黄色のボックスゾーン(上段)がサポートゾーンのテストです。上段ゾーンがサポートにならなかった場合は、トライアングルの下値ラインからフィボナッチ23.6%での値止まり試すイメージです」と書きました。
2月24日(月)の初日からフィボナッチ(白)61.8%を下抜け、売りは強まるばかりでした。2月27日(木)には安値で黄色のボックスゾーン(上段)を下抜け、フィボナッチ23.6%も軽く貫通しました。12月中旬から続くトライアングルの下限ラインを割り込み、黄色のボックスゾーン(下段)まで下落しました。
私が見ている特殊設定のボリンジャーバンド(チャート外)では-2σを割り込み-3σに迫っていました。それだけ売り圧力が強かったようです。想定より売り圧力が強くなりましたが、フィボナッチ0%=1月13日安値の前回安値を少し下回ったところで止まって、ボックスゾーン(下段)がサポートとして機能した形です。
ここ最近はビッグテックが弱くS&P500よりチャートの形は悪いです。今週もフィボナッチ0%付近まで下落したこと、トライアングル下限を割り込んでるのは弱さを表しています。相対的にバリュー株が強いこともS&P500のほうが分がある状況なのでしょう。
2月28日(金)に安値から反発を始めました。今回の下落幅の短期フィボナッチ(カラー)でみると23.6%付近まで戻しましたが、トライアングルの下限ラインに届いていません。7日出来高加重移動平均線はまだ遠く、上げ幅が足りません。高値からの強い下落からようやく反発しただけで力強さは示されていません。
だいぶ下げたので短期的にはもう少し上げていく可能性はありますが、上昇トレンドに戻していく動きかは不透明感が残っています。次週上昇を示すにはフィボナッチの中間ライン50%を上回って上昇継続できることが必要と見込みます。ただしフィボナッチ38.2%~50%まで上がっても戻り売り圧力が発生する可能性もあるのではないか?と想像しています。
先週末時点で「3月のメジャーSQに向けてギクシャク動いていく可能性があり、ボラティリティに振り回されずリスクコントロールする必要がある時期なのだとおもいます」と書きましたが、トランプ政権の動向や関税、ウクライナ停戦などの不透明さがまだまだ残っている現状ではギクシャクした相場は変わらなさそうですね。
次週のシナリオ
①上昇する場合
上昇継続できるなら、まずはフィボナッチ(カラー)61.8%超えを見たい。
②下落する場合
フィボナッチ(カラー)50%以上に上げられず下げるときは、再び黄色のボックスゾーン(下段)でのサポートを試す場面となる可能性があります。
NASDAQ 2025 3月の分析★値動きを当てるのではなくサイクルを重視しています
★3/01 コメント
●F&G Index 27日19 上昇トレンドの場合、押し目ポイント
●3月MSQまで調整を続ける可能性も考える 動きは数パターン考えること
●為替:USDJPY:週足or2週間足のRSI30%まで落ちればNASDAQ買い増しを考えたい
●3月まで機関:個人投資家のリバランスは続く、株価が不安定なのは、正常
●2024:Q4の銀行の決算良好、S&P500高値超えで個人的に上目線です
★雲のネジレ:為替含む,前後で動きあり
①NASDAQ:3/18,3/27
★F&G Index 20↓ 27日19
調整レベル 40以下:暴落 25以下が買い場を考える場所です
★PUT&CALL比率 0.8↑
0.9以上が買い場を考える場所 / 0.62以下は売りを考える場所
★3月のイベント
JP.SQ14 第2金曜日 US.SQ21 第3金曜日
FOMC20 / 失業率7 / ISM製04:非06 / CPI12 / PCE28
アメリカは、サービス業が多いためISM非製造業が重要です
今年の予想です A強気 B普通 C弱気
★重要なサポートライン1.98万ポイントを割ると下降トレンドです
●週足 左:USD 右:JPY
週足:USD PIVOT○ ichimoku◎ MACD○ RSI✖ 上昇トレンド
●日足 39年間の平均騰落率 左:USD 右:JPY
週末に記録 F&G Index 黄色 40以下 赤色25以下 / PUT&CALL比率 青色0.9以上 緑0.62以下
●セクター 左:週足,VIX 右:2週間足,NDQ
セクター 週足:1.Gold 2.BTC 3.NDX 2週間足:1.Gold 2.BTC 3.SPX
VIXから見たNASDAQ:日足✖ 週足✖ 月足○(31.23より下は上目線・上は下目線)
NDQ:日足✖ 週足✖ 月足○
ナスダック100先物、トライアングルの内側に戻る下落今週の振り返り
今週は高値・安値切り上げした一方で下落して週足が陰線でした。トライアングルのレジスタンスラインを先週上回り今週も最高値をわずかに更新したが、勢いは続かず12月20日(木)から失速して週末まで下落しました。
特に2月21日(金)はトライアングルのレジスタンスラインがサポートにならず、トライアングルの内側に戻す長いローソク足で下落となりました。2月17日(月)から2月19日(水)まで最高値を更新した後の値動きが弱く頭が重い状況からも物語られます。重力に耐えられず、売り圧力が増して落ちているようです。
S&P500でも書いた通り、ウォルマートの決算発表で見通しが悲観的→PMIサービス業が50割れの不調結果→中住宅販売が減少と重なったため、個人消費が悪化している懸念が浮上し下落につながりました。景気減速や景気後退が本当に起きてるかどうかは今後のデータを確認しなければなりませんが、市場は先に織り込んだ動きを取っています。杞憂で反発してくれるといいんですが。
ナスダック100は21日出来高加重移動平均線をやや下回ったところが週末終値になりましたが、S&P500よりは悪くない位置です。フィボナッチ61.8%より上でこちらもマシな状況。
とはいえ、2月21日(金)のローソク足はほぼ下ヒゲがなく下落の強さを示唆しています。下落が止まったかどうかは次週の値動きを見る必要があります。フィボナッチ61.8%の上で反発できるなら状況は悪くありませんが、短期的なリバウンドで下げる可能性もあるでしょう。
2月21日(金)の下落が次週も続くかどうかは、NVDAの決算発表に掛かっています。NVDA決算がポジティブ・サプライズで下落した分を取り戻して上昇に戻る可能性もあれば、ケチがついた決算でさらに下げるリスクも残っています。ジェンスン・フアンCEOは米国株市場の先々を背負ってポジティブ材料を投下しなければならないのかもしれませんね。
3月のメジャーSQに向けてギクシャク動いていく可能性があり、ボラティリティに振り回されずリスクコントロールする必要がある時期なのだとおもいます。
次週のシナリオ
①上昇する場合
反発してフィボナッチ78.6%を上回る上昇ができれば、22,250~22,400が目先のターゲット。
②下落する場合
フィボナッチ61.8%が次の値止まりテストラインと見てたが、フィボナッチ61.8%を下抜ける場合は黄色のボックスゾーン(上段)がサポートゾーンのテストです。
上段ゾーンがサポートにならなかった場合は、トライアングルの下値ラインからフィボナッチ23.6%での値止まり試すイメージです。
ナスダックSQでやられちゃったか!(レジスタンスとサポート)ナスダックは昨晩売られ、目標値が21300ポイントとなっております。
私も売りましたが利食いしてしまったのは勿体なかったような気がします(笑)。
レジスタンス 21850 21650
サポート 21200 21300 21400 21500(簡易的に書いています)
来週は特に、21850からの戻り売りと
21200からの買いが美味しいでしょう。
※大きく動いた場合
エクスパンションのライン21585(赤色)に残ったため、
一つ下のライン21235で反発すると
再度21585を越えて大きく上昇出来るからです。
もしも下落目標値に着く前に21850に戻ったのなら
良い売り場になる可能性が高いです。
それではまた。
スリースタータードットジェーピー 大野
ナスダック100先物、新高値を更新今週の振り返り
今週は高値・安値切り上げの上昇で、ついに12月16日以来の最高値を更新しました。2か月ほどの調整をブレイクアウトした週でもあります。
2月10日(月)は21日出来高加重移動平均線からスタートしましたが長大陽線の伸びで強そうな気配で始まりました。2月12日(水)にCPI上振れを受けて下落しましたが、2月10日(月)の安値より高いところでストップして長い下ヒゲの反発上昇を示しました。
フィボナッチでみると、50%水準まで下がることなく耐えて反発してることから、下値は底堅い動きでした。CPIはイベント通過の動きとなりました。
反発した翌日の2月13日(木)は力強い上昇でトライアングルのレジスタンスラインをブレイクアウトしました(白色ライン)。ローソク足実体での上抜けで終値がしっかりレジスタンスラインを超えている点はポジティブ。
先週末には「トライアングルの上値ラインを上抜けるなら、最高値22,130超えの新高値形成を目指す」と書きました。ブレイクアウトした翌日2月14日(金)に22,130をわずかに超え22,138の最高値を記録しました。ギクシャクした動きからブレイクアウトで上昇トレンドに戻していったのは良い流れでしたね。
高値で最高値となりましたが、終値は22,111と12月16日最高値をやや下回るところまで下がりました。次週はローソク足実体で最高値を更新していくことが上昇継続の起点でしょう。ネガティブな材料が出れば短期的にはレジスタンスラインに戻っていく可能性はありますが、上昇トレンドに戻った流れに期待したいところです。
次週のシナリオ
①上昇する場合
先週と変わらず、新高値の行き先は22,250~22,400が目先のターゲット。
②下落する場合
下落する場合は、まずはトライアングルの上値ライン(レジスタンスライン)がサポートラインに切り替わるかを確認したい。
レジスタンスラインを下抜けてしまう場合は、フィボナッチ61.8%が次の値止まりテストラインです。
ナスダック100先物、トライアングル進行今週の振り返り
今週は高値わずかに切り上げ、安値も切り上げで先週末より若干の上昇で引けとなりました。2月3日(月)の急落からまだ登り高値で2月7日(金)に売られる展開を今週も繰り広げられえました。先週末に「同時に3か国に対して関税発動は株価にはネガティブに働きやすいでしょうから、今後の報道や政策によりギクシャクした動きをする可能性があります。」と書きましたが、その通りとなって週明けからギクシャクした動きでしたね。
2月3日(月)は窓を開けて下落し、一時は75日出来高加重移動平均線を下回ってフィボナッチ23.6%付近まで下りました。1月27日(月)にあったDeepSeekショックの安値まで下がらず手前で値止まりしたのはポジティブな動きでした。値止まりした後の反発では75日出来高加重移動平均線の上に戻り、21日出来高加重移動平均線付近までもどしました。フィボナッチ50%近くでもあります。
2月4日(火)は安値をフィボナッチ38.2%で止め、前日より1段上で安値切り上げした後、フィボナッチ61.8%の上まで上昇しました。高めのボラティリティでしたが安値では買い圧力が高く上に向かう推進力がありました。
2月5日(水)も安値はフィボナッチ50%で止まり、さらに1段上に安値を切り上げています。2月6日(木)にはフィボナッチ78.6%に接近するほど上昇し、2月7日(金)は一時78.6%の上まで戻しました。
現在は、白色のトライアングルの内側でギクシャクした動きをする相場になっています。2月7日(金)はトライアングルの上値ラインまで上がったタイミングで、ミシガン大学消費者態度指数の期待インフレ率上昇を売り材料に下落スタートしました。タイミングを合わせたかのような上昇と下落の動きです。いずれにしろ高値では売り圧力が強くなり、安値では底堅く買いが入る状況で、しばらくトライアングル内での値動きに付き合う必要があるかもしれません。
トライアングルの上値ラインは今週3回目のトライでしたが上抜け失敗に終わっています。上昇機運があるなら4回目のトライを期待でき、3回目までより上抜けの確率が高まるでしょう。
2月7日(金)の下落はフィボナッチ61.8%のやや下で引けていますが、ここで止まるかどうかは2月10日(月)の動きを見る必要があります。トランプ政権の動向によってはこの2週間でもあったように下落する可能性があるので注視しましょう。
次週はCPIやPPIなどインフレ指標の発表があるのでサプライズ・リアクションに気をつけて波乗りしていくのがいいでしょう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
トライアングルの上値ラインを上抜けるなら、最高値22,130超えの新高値形成を目指す。
先週と変わらず、新高値の行き先は22,250~22,400が目先のターゲットだが時間掛かる可能性あり。
②下落する場合
出来高が多い価格帯ゾーンの上段ボックス(黄色)と75日出来高加重移動平均線を再び下抜ける時は、フィボナッチ23.6%や2月3日(月)の安値あたりで値止まりするかを確認。
トライアングルの下値ラインを下回るときは下段ボックスゾーン(黄色)が次のサポートテストラインです。
ナスダック100先物、急落もいい押し目で短期上昇今週の振り返り
今週はS&P500と同様に高値・安値切り下げの下落となりました。DeepSeekによる急落はS&P500よりAI関連・テックの比重が高いためボラティリティの大きい下落でした。
先週末時点では「上述したとおり上昇トレンドラインを割り込むときは押し目形成となります。まずはフィボナッチ50%の浅い押し目で止まるか確認したい。次の押し目ポイントは、出来高が多い価格帯ゾーンの上段ボックス(黄色)」と書きました。DeepSeekショックは軽く左記のゾーンを下抜けて、1月13日(月)の直近安値に迫る勢いでした。
しかし、1月13日(月)安値まで下がらず値止まりしました。1月27日(月)は超大陰線ですが、反発強く下ヒゲもここ最近では最も長かったです。水準感は急落でかなり下げましたが短期的にはいい押し目にはなりました。
1月28日(火)以降は安値と高値を切り上げながら上昇を続けました。21日出来高加重移動平均線を上回る水準に回復しています。1月31日(金)にはフィボナッチ78.6%を上回る価格まで上昇しましたが、1月24日(金)高値に戻すことができず失速、長い上ヒゲを作りました。21,800~21,900あたりは利益確定売りが走りやすいようです。高値を結んだ右下に下がるトレンドラインが上昇回帰への重要ラインとなります。
トランプ政権の関税発動が2月4日と報道されています。2月4日までに関税条件や発動について方針変更もあり得るため、続報で株価は動きやすく週明けは難しいかもしれません。同時に3か国に対して関税発動は株価にはネガティブに働きやすいでしょうから、今後の報道や政策によりギクシャクした動きをする可能性があります。
また、次週はGoogle、Amazon、Paypal、Qualcomm、ARMなど注目決算の発表を控えています。決算リアクションでも短期的には動きやすいので合わせて注視していく必要がありますね。上下どちらに動いてもいいように心持ちしたほうが良い週になりそうです。
次週のシナリオ①上昇する場合
高値を結ぶトレンドラインを上抜けるなら、最高値22,130超えの新高値形成を目指す。
先週と変わらず、新高値の行き先は22,250~22,400が目先のターゲットだが時間掛かる可能性あり。
②下落する場合
出来高が多い価格帯ゾーンの上段ボックス(黄色)と75日出来高加重移動平均線を再び下抜ける時は、1月27日(月)安値20,629が意識ラインとしてその前後で値止まりするか要確認。
上記を下回るときは下段ボックスゾーン(黄色)が次のサポートテストラインです。
NASDAQ 2025 2月の分析★値動きを当てるのではなくサイクルを重視しています
★2/1 コメント
●サム・アルトマンとイーロン・マスクは仲が悪い
足の引っ張り合いか、共に伸び続けるかで相場は変わりそうでもある
●TikToKをイーロンマスクが買収なら、テスラ株かBTCの大量売却があると思います
水面下では動きはあると思いますがやがて下か上か大きく動くかもしれません
●2024:Q4の銀行の決算良好、S&P500高値超えで個人的に上目線です
●3月までヘッジファンド,個人投資家のリバランスは続く、今の所は上手く進んでいる感じ
★雲のネジレ:為替含む,前後で動きあり
①NASDAQ:2/11 : 2/28
★F&G Index 46↓
調整レベル 40以下:暴落 25以下が買い場を考える場所です
★PUT&CALL比率 0.65↑
0.9以上が買い場を考える場所 / 0.61以下は売りを考える場所
★2月のイベント
JP.SQ7 US.SQ13
FOMC無し / 失業率7 / ISM製04:非06 / CPI12 / PCE28
アメリカは、サービス業が多いためISM非製造業が重要です
今年の予想です A強気 B普通 C弱気
★重要なサポートライン1.98万ポイントを割ると下降トレンドです
●週足 左:USD 右:JPY
週足:USD PIVOT○ ichimoku◎ MACD○ RSI○ 上昇トレンド
●日足 39年間の平均騰落率 左:USD 右:JPY
週末に記録 F&G Index 黄色 40以下 赤色25以下 / PUT&CALL比率 青色0.9以上 緑0.61以下
●投稿時:F&G Index 46:PUT&CALL比率 0.65
●セクター 左:週足,VIX 右:2週間足,NDQ
セクター 週足:1.BTC 2.NDX 3.SPY 2週間足:1.BTC 2.SPX 3.Gold
VIXから見たNASDAQ:日足○ 週足○ 月足○ 31.23より下は上目線 上は下目線
NDQ:日足○ 週足✖ 月足○
ナスダック100先物、上昇継続したが最高値にわずかに届かず今週の振り返り
今週は高値・安値切り上げの上昇週でした。トランプ大統領の就任式を無事通過し、安堵を得た市場は短期的には買いポジションを増やした模様です。
就任式直後の1月21日(火)は下落するもトライアングルの上値ライン(右下に下がる白ライン)付近で値止まりしました。そして下ヒゲをつけて反転上昇していることから、底堅く上昇に向かったことがわかります。
就任イベント通過もありますが、巨額投資するスターゲート・プロジェクトの発表でAIインフラへの刺激策は、AI関連銘柄の値動きを見る限りでは上昇への拍車をかけたのでしょう。7日出来高中移動平均線が21日出来高加重移動平均線とゴールデンクロスして再び上昇トレンドに戻しました。
上昇した先は、私が見ている特殊設定のボリンジャーバンド(チャート外)では+2σに差し掛かりました。そのため、短期的には利益確定売りが入り、1月24日(金)には下落していると見えます。ボリンジャーバンドはやや拡大し始めたところで、拡大フェーズでは売りをこなしながら+2σに沿って上昇することも多いです。その意味では1月24日の下落がすぐさま下落転換する見方ではなく、売りが1日~数日あってもすぐに上昇して戻る可能性があります。
S&P500指数は最高値を更新しましたが、ナスダック100はわずかに最高値に届かず新高値はお預けとなりました。フィボナッチ78.6%戻しで好調さを示し始めたところでまたフィボナッチ78.6%まで下落した形です。先週から今週の上昇トレンドが続くと見るなら、フィボナッチ78.6%を上放れして最高値更新に一旦は動くのではないかと推察します。
次週はM7の決算発表が続く週となります。決算リアクションとAIインフラ投資でさらに株価を伸ばすかどうかがナスダック100にとっても見どころでしょう。
下げてしまう場合は、先週から今週につくった上昇のトレンドライン(右上に上がる白色ライン)を下抜けたときでしょう。S&P500で書いたのと同様に、トランプ就任ご祝儀が次週以降も続くかわからず上昇一辺倒になるかわかりませんので注視しましょう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
次は最高値22,130超えの新高値形成。
新高値の行き先は22,250~22,400が目先のターゲットだが時間掛かる可能性あり。
②下落する場合
上述したとおり上昇トレンドラインを割り込むときは押し目形成となります。まずはフィボナッチ50%の浅い押し目で止まるか確認したい。
次の押し目ポイントは、出来高が多い価格帯ゾーンの上段ボックス(黄色)。
ナスダック100先物、トライアングルを上抜けてフィボナッチ61.8%戻し今週の振り返り
今週はS&P500と同様に高値切り下げ・安値切り下げでしたが、上昇となりました。先週末時点の下落シナリオでは「20,720を下回って下落を続ける場合は、黄色のボックスゾーン・下段が次の目安」と書きました。1月13日(月)に黄色のボックスゾーン・下段にぴったり接したところで安値となり反発を始めました。ボックスゾーンがサポートとして機能しました。
反発後は安値を切り上げながら週末まで上昇しました。トライアングル上部ライン(白)を1月17日(金)にローソク足実体で上抜けて、レンジ突破で週末を迎えたのはポジティブな流れですね。
1月17日(金)の高値はフィボナッチ61.8%戻しで、1週間でだいぶ回復しました。水準的には利益確定売りをこなす場面があると思うが、買い圧力が勝つかどうかはトランプ大統領就任式の前後の反応を見たほうが良さそうです。
ボリンジャーバンドは収縮局面に入ってきています。次週はトランプ大統領就任式もあり、急な値動きでボラティリティ拡大する可能性があるので注意しましょう。
経済は堅調で、Q4決算は先鋒の銀行株が好調な結果だったことから中期的には上昇を見込みますが、短期的なボラティリティには慎重になりながらもチャンスを狙っていくのが良いのでしょう。チャート通りトライアングルの上抜けで上昇トレンド回帰となることに期待はしたい。
次週のシナリオ
①上昇する場合
次はフィボナッチ78.6%に再トライ。
フィボナッチ78.6%を上抜けるなら、22,200~22,300あたりの最高値更新を狙っていく動きとなるか。
②下落する場合
フィボナッチ38.2%でサポートされるか要確認。
フィボナッチ38.2%を下抜けて下落を続ける場合は、1段下のフィボナッチ23.6%付近・75日出来高加重移動平均線の前後でサポートが機能するか見ていきましょう。
ナスダックはライン上ブレイクで20日を迎える。今週のナスダックは予定通り、20500ポイントで買い戻されました。
来週はトランプ大統領就任の20日がメインイベント。
週の終値とエクスパンション
21392を上ブレイクした(青のライン)
押し目は20986 20449があり得る
上値は2番天井越え。22776
前々から言っているように
両建てしているなら、
この後どう動いても上手く行きます。
ポジションがないなら、押し目買いが成功しやすいかも知れません。
SQだったので今週は最後上げて終わっただけ と考えるか、
または
トランプ大統領就任の日の前に買いを仕込むために年始から下がっていた と考えるのか。
分かれるところでしょう。
週の終値としては一応、三角持ち合いを上ブレイクした形状。
後は2番天井を越えたら上昇の確度はかなり高いです。
※ただし、20449への下落には十分に警戒すべき。
ナスダックはまだ割れていないが・・20500はあるかおはようございます。大野です。
昨晩は雇用統計。
米国金利が急騰した影響でナスダックは下落しました。
前の安値20700のラインを割れて終わる事は出来ませんでしたが、
マイクロソフトとアップルは結構弱い状況で来週も値を下げそう。
この影響で、 来週はナスダックも20500を目指せるかも 知れません。
SQ週なので最後は戻るのかも。
フィボナッチエクスパンションでは
20986を割れたら20449なので、ごく自然な流れ
違うライン(緑色)だと下は19972なので注意
※私個人としては持ち合い期間は天井底で両建てしていましたが、
こうなると売りのみです。
ただラインを割れて終わってはいないので来週中には買い戻したい気がしますね。
それではまた。
ナスダック100先物、ダブルボトムを完成させられるか?今週の振り返り
年末から今週は、高値・安値切り下げの下落でした。12月26日にフィボナッチ78.6%戻しをしたが、そこを天井に反落しました。最高値を取り戻す上昇はできず、買い圧力の弱さを示しています。
下落は1月2日まで続きますが、12月20日安値まで届かず手前で反発となりました。水色の水平線が過去のレジスタンスラインで上抜けている現在はサポートラインとして近しい働きをしているような値動きでした。今のところは利下げ長期化を織り込んだ下落の12月20日安値が、買い場ポイントとして機能しています。
休暇シーズンの動きで信憑性に欠ける部分はあるが、次週以降もう一度フィボナッチ78.6%にトライして上抜ければダブルボトム完成からの上昇が期待できます。ダウンサイドは12月20日安値だが、リスクリワードは高くないようにも見える。ポジションを落として休んでいた機関投資家が休暇明け後、買い戻しに動くのかどうかを見届けたいタイミングです。
安値は底堅く、高値は切り下がる直近のレンジ相場で右肩下がりのラインと右上がりのラインをどちらに抜けていくかに注視しましょう。もう少し収束する小幅な動きになる可能性もあるだろう。
次週はPMI・ISMサービス・雇用統計・FOMC議事要旨とイベント多数で結果へのリアクション次第、また中旬からは銀行決算が始まります。まずは経済・雇用が崩れず堅調さをキープしていくことを確認したい。
すでに実質金利は高水準なので、急な高騰があると株価の足を引っ張る可能性は残ります。しかし経済指標が順調であれば株価も中期的には堅調に伸ばしていくでしょう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
21日出来高加重移動平均線を上抜ける展開となるなら、再びフィボナッチ78.6%にトライ。
もしフィボナッチ78.6%を上回れるなら次は12月16日の最高値に向かう見立て。
②下落する場合
黄色のボックスゾーン・上段を下回るときは、12月20日安値20,741で値止まりするか確認場面となる。
20,741を下回って下落を続ける場合は、黄色のボックスゾーン・下段が次の目安。
NASDAQ 2025.01.03 チャート分析★値動きを当てるのではなくサイクルを重視しています
★1/3 コメント
●アノマリー的には大調整は2026年ですが、サンタが来なかったのが気になる所
●1日から5日までの相場を考えると、株価は低迷の可能性あり
●3月までヘッジファンド・個人投資家のリバランスでの株価動向が気になる所
●重要なサポートライン1.98万ポイントを割ると下降トレンドです
●雲のネジレ:為替含む,前後で動きあり(2025/2/11)
★F&G Index 26↓
調整レベル 40以下:暴落 25以下が買い場を考える場所です
★PUT&CALL比率 0.68↓ (0.61 2024/11/13.29:12/5)
0.9以上が買い場を考える場所 / 0.61以下は売りを考える場所
★1月のイベント
JP.SQ7 US.SQ14
FOMC30 / 失業率10 / ISM製04:非08 / CPI15 / PCE31
アメリカは、サービス業が多いためISM非が重要です
今年の予想です A強気 B普通 C弱気
重要なサポートライン1.98万ポイントを割ると下降トレンドです
●週足 左:USD 右:JPY
週足:USD PIVOT◎ ichimoku◎ MACD◎ RSI○ 上昇トレンド
●日足 39年間の平均騰落率 左:USD 右:JPY
週末に記録 F&G Index 黄色 40以下 赤色25以下 / PUT&CALL比率 青色0.9以上 緑0.61以下
●セクター 左:週足,VIX 右:2週間足,NDQ
セクター 週足:1.BTC 2. NDX 3.SPY 2週間足:1.BTC 2.Gold 3.SPX
VIX :日足/上目線 週足/上目線 月足/上目線
NDQ :日足/下目線 週足/上目線 月足/上目線